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2025年01月15日
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茶色い矛盾。
2009年05月31日
なんつーか、色々と酷いのでちょっと頑張って連日うpをしてみたいと思う今日この頃。
基本一発書きの人なんで、間を開けると出す勇気がないというとんだチキン野郎です。
いや、手ブロとかひっでぇもんなマジで!!(笑)
あ、手ブロではほぼロクマ描いてますww(あっさり暴露)
後、CPモノとかも出していいのかかなり迷っていたのですが、先日の絵茶にて某様よりOKとGOサインを一気に頂いてしまいました(笑)
吐き出すぞー。
吐き出してやるぞー!!!
言うだけはタダなんだぞぉーー!!!(それ最低だ…)
ところでなんで私こんなにカテゴリ細かく分けてんだ…。
ううん、思い出せない…!!!;;
今日はSDGFのハナシ。
サザビー様とガベ様。
本編ビグザム強襲の前アタリな感じで。
相変わらずのサルベージ品です。
基本一発書きの人なんで、間を開けると出す勇気がないというとんだチキン野郎です。
いや、手ブロとかひっでぇもんなマジで!!(笑)
あ、手ブロではほぼロクマ描いてますww(あっさり暴露)
後、CPモノとかも出していいのかかなり迷っていたのですが、先日の絵茶にて某様よりOKとGOサインを一気に頂いてしまいました(笑)
吐き出すぞー。
吐き出してやるぞー!!!
言うだけはタダなんだぞぉーー!!!(それ最低だ…)
ところでなんで私こんなにカテゴリ細かく分けてんだ…。
ううん、思い出せない…!!!;;
今日はSDGFのハナシ。
サザビー様とガベ様。
本編ビグザム強襲の前アタリな感じで。
相変わらずのサルベージ品です。
コーヒーはブラック。
甘い物は嫌い。
そう思いながらミルクチョコレートを摘む。
矛盾はしていると思う。
§茶色い矛盾§
新型武器の催促の為、久々にDA本部のガーベラのラボに踏み込んだサザビーは、足元の鉄屑を蹴りながら部屋の主がいる薄暗いデスクに近付いていった。
「………相変わらず、汚い部屋だな」
「文句を言いに来たのなら帰れ。私は忙しい」
ガーベラはそう言って片手でペンを走らせ、もう片手で空中のコンソールを弾く。
幾つも浮かんでいるモニターにはそれぞれ文字や数字の羅列が走り、何が何やら分からない。
響く機械の冷却音と、蛍火のような明かり。
そんな見慣れた光景に、サザビーは断りもせず傍らの機械―これも一体何の機材なのかはさっぱり分からないが―に軽く腰掛け、腕を組んだ。
「単刀直入に言うなら武器の催促だ。そろそろ新型兵器の1つや2つはあるのだろう?」
「改良した飛行ユニットなら渡しただろう」
「ふん、元が平和主義者どもの作った玩具などさして役に立つものか。それに…」
サザビーが指を鳴らすと、ヴン、と新たな画面が現れる。
忌まわしきガンダムタイプの戦いの映像。
そして、新たなる“人形”と“部隊”。
「…そろそろ敵の戦力も知れた。近々ドーガ部隊を出す。俺が言っているのはその為の“駒”だ」
「……ならばそちらの方に近々ビグザムを回す。今、天宮で使用していたものを更に改良している途中だ。完成次第連絡してやる」
ちらりと視線だけ向けたガーベラは、顔も上げずにそう言い放った。
なるほど、今しているのはその作業らしい。
正面の画面ばかり視線がいっていたが、視線を下に落としてみる。
デスクの上には散乱した道具とビグザムの設計図らしき図面。
その傍らには、何時から出していたのか分からないような微かにコーヒーの残ったマグカップと、山盛りになったチョコレートが置かれていた。
「……………」
サザビーは傍らに置いてあったその小さな茶色いカタマリを手に取り、何も言わずに口の中に放り込む。
しかしそれを口にした途端、サザビーは嫌そうに顔をしかめた。
カカオと言うより油脂と砂糖とミルクの混ざり合った何とも甘い味が口いっぱいに広がったからだ。
「………ビターかと思えば……甘ったるいな。よく食える」
「あぁ。私も嫌いだ」
思わず呟いた一言をのうのうとそう言って返したガーベラに、少しばかりうんざりとした視線を送った。
ガーベラは、昔からこういう訳の分からない行動を取る。
尤も、疑問を投げ掛けたところで返ってくるのは堂々巡りな回答ばかりなので、サザビーは今更聞くのも馬鹿馬鹿しくてしない。
甘ったるいチョコレートが少しづつ溶けていく。
相変わらず矛盾だらけだ。
ただただ頭を動かす程度の糖分を補給するだけなら、ビターでも十分事足りる。
にも関わらず、敢えて嫌いという甘い味がついているミルクチョコを選ぶその心理。
しかも、ストックまでしているという徹底ぶり。
「貴様の心理は解らんな。尤も、さして解ろうとも思わないが」
嫌いなものを嫌いと言いつつ、敢えて食べ続ける。
苦いものを好み、甘いものを拒む癖に何時もそれに手を伸ばす。
依存に近いまでの感覚、甘さと苦さを行き来する。
その、心理の裏側は。
「……用は済んだのだろう。気になるならやるから出ていけ。…………それとも、貴様も改造されたいのか」
「さあな」
そう言って突き出されたチョコレートをポケットに入れ、サザビーはガーベラのラボを出る。
相変わらず、廊下にはジェネラルの声が響いていた。
fin.
気付かぬ矛盾とジレンマ。
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