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2025年01月16日
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24の出来事。
2009年07月06日
あっという間に7月ですか。ヘコムワー>orz
そういえば明日は七夕なんですよねー。
今が梅雨真っ最中みたいな感じだからなんだか実感沸かないです。
が、今日すごい蒸し暑い…何処かで雨でも降ってるのか…。。。
あー、短冊に願い事ぶら下げたいよ“どうにかしてください”ってな!!!
ああでも、織姫は織物とか手習いの上手な人だったので、実際願掛けってのはそっちの意味での願い事じゃないとダメなんだそうな。
後は恋愛の願掛けでもいいのかなー、とか思ったり。
何か出来たらいいなぁー。
七夕…。(とおいめ)
そしてまたまた24。
5時の僧正さん。老体故に早起き?いやいや…。
ウチの僧正だから。(笑)
そういえば明日は七夕なんですよねー。
今が梅雨真っ最中みたいな感じだからなんだか実感沸かないです。
が、今日すごい蒸し暑い…何処かで雨でも降ってるのか…。。。
あー、短冊に願い事ぶら下げたいよ“どうにかしてください”ってな!!!
ああでも、織姫は織物とか手習いの上手な人だったので、実際願掛けってのはそっちの意味での願い事じゃないとダメなんだそうな。
後は恋愛の願掛けでもいいのかなー、とか思ったり。
何か出来たらいいなぁー。
七夕…。(とおいめ)
そしてまたまた24。
5時の僧正さん。老体故に早起き?いやいや…。
ウチの僧正だから。(笑)
【5時18分の口喧嘩】
「だから、そこはここの理論を使うのだと言っとろうが」
「違います!それはこちらの魔法で、あの理論をこっちに使うべきなんです!」
深夜も過ぎ去り、もはや朝方に近い時間帯、部屋にそんな声が響いた。
あの反乱の後、ワシと弟子のダギ・イルスは仕事の合間に日夜魔法の研究を行っている。
今日も今日とて研究を始めて暫く、双方で理論の食い違いが起こっていた。
「この印は威力倍増を求められます!」
「それをここに更に重ねるのか?暴発するぞ」
机の上では、ばらばらと散乱した本と紙が広がる。
今回の研究課題、太古の呪文の現代化とその応用について。
新術についてダギ・イルスが出した答えは、利便性と威力を追究した考えに基づいた理論。
それは確かに一見筋が通っており、実践的と言えば実践的な考え方で、幾つか納得する部分もあったのだが、残念ながらそれではこの魔法は術として成立しないものだった。
「…あの陣の印を此処に入れたのは確かに良かった。だがの、それでは力が逆に拡散されてしまうぞ」
「ですがこれでは発動時間までが長く、威力が弱すぎます!他と組み合わせればもっと良い相乗効果を望めるはずです!」
「だから……それは先程実践したじゃろうて。お主、制御出来たか?」
「それはっ…!」
「無理だったじゃろう?」
実はこの魔法、前に自ら研究していたモノだったのだが、今回ダギ・イルスと研究するうちに、意外に力の配分が難しく出来るだけシンプルに行わないとならないという結論にたどり着いたのだった。
が、どうも我が弟子はそれでは納得できないらしい。
「っ、ですが!とにかく、ここの理論を入れるのは正解のはずですっ!後は今少し改良を加えればっ……!」
「分からん奴じゃの……」
先程から何度この説明を繰り返しているだろうか。
この弟子は一度こうなると何を言っても無駄なのだという事は嫌というほど知っている。
何と言うか、我が弟子ながら相変わらず頑固だ。
一度こうだと思い込んだら頑として聞かんのは昔からで、そのうえ実は熱くなりやすい。
表面上は常にクールなイメージだが、芯は意外に激情家な部分を持ち合わせているのが良いのやら悪いのやら。
「………もう良い。今夜は少しやり過ぎた…時間も時間だからな、一度仮眠を取って頭を冷やすぞ」
「……っ!私はまだしますから先にどうぞっ!師匠の分からず屋っ!」
ダギ・イルスはそう言ってガタンッと勢いよく椅子から立ち上がると、奥の部屋へと消えた。
「………分からず屋はどちらじゃか…」
慣れたことで、ぽつりとそう呟く。
まぁ、冷静にさせるためにも今は放っておくのが一番良いだろう。
結果的にはそういう結論に達し、ふぁ、と欠伸をしてから仮眠の為、ブランケット片手に傍らの簡素なソファーベッドに倒れこんだ。
(適度な放任と、適度な愛情。
それがタンクR流、弟子の育てかた。)
―――
ウチの僧正は性格がアレなので、基本放任です。
ただし、首輪はしっかり付けてます。好きに泳がせて引くタイプです。(笑)
「だから、そこはここの理論を使うのだと言っとろうが」
「違います!それはこちらの魔法で、あの理論をこっちに使うべきなんです!」
深夜も過ぎ去り、もはや朝方に近い時間帯、部屋にそんな声が響いた。
あの反乱の後、ワシと弟子のダギ・イルスは仕事の合間に日夜魔法の研究を行っている。
今日も今日とて研究を始めて暫く、双方で理論の食い違いが起こっていた。
「この印は威力倍増を求められます!」
「それをここに更に重ねるのか?暴発するぞ」
机の上では、ばらばらと散乱した本と紙が広がる。
今回の研究課題、太古の呪文の現代化とその応用について。
新術についてダギ・イルスが出した答えは、利便性と威力を追究した考えに基づいた理論。
それは確かに一見筋が通っており、実践的と言えば実践的な考え方で、幾つか納得する部分もあったのだが、残念ながらそれではこの魔法は術として成立しないものだった。
「…あの陣の印を此処に入れたのは確かに良かった。だがの、それでは力が逆に拡散されてしまうぞ」
「ですがこれでは発動時間までが長く、威力が弱すぎます!他と組み合わせればもっと良い相乗効果を望めるはずです!」
「だから……それは先程実践したじゃろうて。お主、制御出来たか?」
「それはっ…!」
「無理だったじゃろう?」
実はこの魔法、前に自ら研究していたモノだったのだが、今回ダギ・イルスと研究するうちに、意外に力の配分が難しく出来るだけシンプルに行わないとならないという結論にたどり着いたのだった。
が、どうも我が弟子はそれでは納得できないらしい。
「っ、ですが!とにかく、ここの理論を入れるのは正解のはずですっ!後は今少し改良を加えればっ……!」
「分からん奴じゃの……」
先程から何度この説明を繰り返しているだろうか。
この弟子は一度こうなると何を言っても無駄なのだという事は嫌というほど知っている。
何と言うか、我が弟子ながら相変わらず頑固だ。
一度こうだと思い込んだら頑として聞かんのは昔からで、そのうえ実は熱くなりやすい。
表面上は常にクールなイメージだが、芯は意外に激情家な部分を持ち合わせているのが良いのやら悪いのやら。
「………もう良い。今夜は少しやり過ぎた…時間も時間だからな、一度仮眠を取って頭を冷やすぞ」
「……っ!私はまだしますから先にどうぞっ!師匠の分からず屋っ!」
ダギ・イルスはそう言ってガタンッと勢いよく椅子から立ち上がると、奥の部屋へと消えた。
「………分からず屋はどちらじゃか…」
慣れたことで、ぽつりとそう呟く。
まぁ、冷静にさせるためにも今は放っておくのが一番良いだろう。
結果的にはそういう結論に達し、ふぁ、と欠伸をしてから仮眠の為、ブランケット片手に傍らの簡素なソファーベッドに倒れこんだ。
(適度な放任と、適度な愛情。
それがタンクR流、弟子の育てかた。)
―――
ウチの僧正は性格がアレなので、基本放任です。
ただし、首輪はしっかり付けてます。好きに泳がせて引くタイプです。(笑)
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