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2025年01月15日
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SFC円卓 プレイその1

2013年07月22日
ってなことで、前回のとおり熱の冷めないうちに敢行します。
でも普通のプレイ日記じゃただのツッコミオンリーになってしまいそうなので、ちょっと趣旨を変えてみる。

題して
『クラウン、再びブリティスを救う』
です。
(もう少しひねれよ)

FCと携帯の外伝を2つともクリアしたクラウンにSFC版挑戦ということで。
大体の話の流れと大筋は理解しているので、所謂プレイヤー目線のクラウンです。
大半が心の声ですが、若干口と性格が悪いです。(主にわたしのせい)
IF世界のクラウンだから通常設定とはキャラが違うよー、という。
とりあえずツッコミしかしない。
まぁ、話を追いつつのんびりやります。(´∀`)
折りたたみに放り込むよ!



拍手ありがとうございました!



ところで『今年はどうするの?』
と家族にツッコミを入れられている今日この頃。
夏がきたしなー、そろそろ近づいてるよなー。
でも今年はオン交流サボり過ぎてるし、ああでも気分転換に行きたいよなー。
でもでも、やっぱりぼっちはきついなー。
とかうじうじしてます。
いい加減に慣れろという話なのですが、いつもの事です。
(結局どうしたいのあんた)
※このクラウンはFC版・携帯版をクリアしてやってきたクラウンという設定です。





1.プロローグ



窓から射した眩しい日光と、聞こえてきた鳥のさえずりに目を覚ます。
昨日も遅くまで執務をしていたからまだ眠りたいなという願望を抱いてシーツを引っ張り、軽く身じろぎをして、ふと違和感。

はて、昨日自分が倒れた寝床はスプリングの効いた気持ちの良い豪勢なベッドのはずなのに、安っぽい宿屋のようなギシギシと妙に固い感触。
不思議に思ってシーツをめくり上げてみれば、天井も簡素で質素な普通の作りで思わずガバリと起き上がった。


民家サイズの狭い部屋。
冷たく新鮮な空気。
生活感を感じさせる特有の匂い。


「………………」


絶句して頭を抱えて考える。
はて自分はブリティスにいて皇としての職務を全うする日々だったはずなのだが、にしては空気が違う。ここはどこ私は誰?

いや、もう薄々分かってる。そうじゃない、そうじゃないと思いたいけどこの感じはこの空気は間違いない。
懐かしのベルファストだ。


はははドッキリにしては性質が悪過ぎじゃないかーと笑い飛ばしてみるのもアリだろう。が、ドッキリでも説明出来ない点に幾つか気付いてしまった。


まず、何だか身体が妙に軽いというか重量感がないというか、今まで積み上げてきたものが全部無に帰しているような気がしてならない。
実際自分の手を見ても一回りほど小さい気がする。
なんか、キングキャリバーどころかヴァトラスソードも無い気がする。
どうしてか、時間が後退しているような気がする。


そして、この感覚に実は覚えがある。
起きたらこう、繰り返し的な。


「………はは、まさか、ねぇ…」


遠い目で呟いてベッドから出ようとした時、ひらりと小さく折りたたまれた一枚の紙が何処からか落ちてきた。


あぁ、嫌な予感がする。
何か開いてはいけない気がする。


そう思いながらも、悲しいかな、拾いあげて見なければ何もわからないとそっと紙を開けば、でかでかとした文字でたった一言こう書かれていた。




“ Agein! ”







「嘘だぁぁぁぁぁぁぁぁーーーーーー!!!」



流石に叫んだ。有り得ない。っていうか、もうやったよこんちくしょう!もっかいじゃないよホントに!

泣き濡れてふて寝しようかと思ったけど、アントニオ(これまた昔のままなのが真実ってコト!)に叩き起こされて剣の修行を言い渡されたので泣く泣く起き出す。

あぁ、このあとどうなったんだっけ、なんて思いながら。




………こうして、また僕はブリティスを奪還する旅に出ることになったのだ。


一から。


ああ。





sfce1.jpg

【ブリティス奪還 始動】

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